雨樋の詰まりやあふれに気づいたとき、自分で掃除するのは高所作業となり非常に危険です。しかし、いざ業者に依頼しようと思っても、「どこに頼むのが一番良いのか」「費用はどれくらいかかるのか」と悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。
適切な業者選びは、費用を抑えるだけでなく、建物を長持ちさせるためにも重要です。本記事では、雨樋掃除を依頼できる業者の種類から、費用相場、失敗しない選び方まで詳しく解説します。
雨樋掃除はどこに頼むのが正解?業者の種類と特徴
雨樋掃除を請け負っている業者はいくつかあり、それぞれ得意とする分野や対応範囲が異なります。ご自身の希望や雨樋の状況に合わせて、最適な業者を選ぶことが大切です。
ここでは、主な業者の種類とそれぞれの特徴について解説します。
屋根修理業者
屋根や雨樋などの外装リフォームを専門としている業者です。雨樋の構造を熟知しているため、掃除だけでなく、破損部分の修理や交換などの根本的な解決策も提案してもらえます。専門性が高く、いざという時の安心感が大きいのが特徴です。
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外壁塗装・外装リフォーム業者
外壁塗装を行う際に足場を組むため、ついでに雨樋の掃除や点検を行ってくれることが多い業者です。すでに塗装やリフォームの予定がある場合は、まとめて依頼することで足場代などのコストを抑えつつ一気にメンテナンスを済ませることができます。
便利屋・ハウスクリーニング業者
日常の困りごとを解決してくれる便利屋や、お家の清掃を専門とするハウスクリーニング業者は、手軽に依頼しやすいのが魅力です。比較的費用が安く済む傾向にありますが、専門的な修理が必要になった場合は対応できないこともあるため、軽度な詰まりや掃除のみを希望する場合に向いています。
シルバー人材センター
地域のお年寄りが経験や技能を活かして働くシルバー人材センターでも、簡単な軽作業として雨樋掃除を受けてくれる場合があります。費用は最も安く抑えられますが、高所作業となるため1階の屋根までなど対応範囲に制限があることが多く、専門的な技術を要する作業には不向きです。
雨樋掃除の費用相場と料金が変わる条件
業者に依頼する際、一番気になるのが費用の問題です。雨樋掃除の料金は、建物の状況や依頼する業者によって大きく変動します。あらかじめ相場を知っておくことで、見積もりが適正かどうかを判断できるようになります。ここでは、費用の目安と上がりやすい条件について説明します。
費用相場の目安
一般的な2階建て住宅の場合、雨樋掃除のみの基本料金は1万円から3万円程度が相場となります。ただし、これはあくまで目安であり、1階のみの簡単な作業であれば1万円程度で済むこともあります。業者によって料金設定は異なるため、依頼前には必ず確認が必要です。
費用が上がりやすい条件
費用が高くなる主な要因は、足場が必要になるケースです。急勾配の屋根や高所での作業で足場を組む場合、数万円から十数万円の足場代が追加で発生します。また、掃除の際に雨樋の割れや金具のサビなどの劣化が見つかり、部品の交換や修理を同時に行う場合も、その分の材料費や作業費が加算されます。
雨樋掃除はどこに頼むべき?失敗しない業者の選び方
雨樋掃除を安心して任せられる優良業者を見極めるためには、いくつかの重要なポイントがあります。悪徳業者に引っかからないためにも、依頼前にしっかりと確認しておくべき選び方のコツをご紹介します。
現地調査の丁寧さ
現地調査で確認すべきなのは、詰まりの場所と原因が説明されるかどうかです。雨樋があふれる原因は、落ち葉詰まりだけでなく、勾配不良、破損、継ぎ目の外れ、縦樋内部の閉塞など複数あります。ここを曖昧にしたまま「とりあえず掃除」で進むと、再発して二度手間になりやすいです。
また、作業後に通水確認をするか、作業前後の写真が出るかも重要です。目に見えない場所の作業ほど、証跡があるだけで安心感が上がります。
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追加費用の条件が書かれているか
雨樋掃除は、現場を見て初めて作業難易度が分かることがあります。だからこそ、追加費用が発生する条件が明文化されているかが大切です。足場が必要になった場合、補修が見つかった場合、想定より詰まりが重い場合など、どの時点で誰が合意して金額が変わるのかを、見積書や事前説明で確認してください。
特に、自然災害の後は不安につけ込む点検商法の相談が増えているとして、国民生活センターも注意喚起を出しています。突然の訪問や不安を煽る説明で即決を迫るケースは避けるのが無難です。
損害保険の加入有無
高所作業である雨樋掃除は、作業中に業者が誤って外壁や窓ガラスなどを破損させてしまうリスクもゼロではありません。万が一の事故に備えて、業者が損害賠償保険に加入しているかどうかは必ず確認しておくべき重要なポイントです。
施工後のアフターフォロー
掃除や修理が終わった後も、万が一すぐに不具合が起きた場合に対応してくれるかどうかも大切です。施工後の保証期間や、トラブルがあった際の無料点検など、アフターフォローの体制が整っている業者を選ぶことで、長く安心してお付き合いすることができます。
よくある質問(Q&A)
雨樋掃除に関して、多くの方が疑問に感じるポイントをまとめました。実際に業者へ依頼する前に、よくある質問とその回答を確認して不安を解消しておきましょう。
雨樋掃除だけでも業者に頼める?
可能です。雨樋掃除のみをメニュー化している事業者やサービスもあります。
ただし、症状によっては掃除だけでは改善しない場合があるため、あふれや漏れがあるなら、補修の要否も含めて相談したほうが確実です。
当日すぐ来てもらえる?繁忙期はいつ?
当日対応は、地域と事業者の稼働状況次第です。一般的には、台風・大雨・落ち葉が増える季節の後は依頼が集中しやすく、予約が取りづらくなります。急ぎの場合は、症状と高さ、写真を添えて問い合わせると話が早く進みます。
足場は必ず必要?不要なケースはある?
必ずではありませんが、2階以上や作業姿勢が不安定になる現場では、足場が必要になる場合があります。高所作業は安全対策が重要で、高さ2m以上の作業における墜落防止措置を取らなくてはなりません。
足場なしで対応できるかどうかは、現場条件で変わるため、写真と状況説明のうえで事前確認するのが現実的です。
掃除してもすぐ詰まるのはなぜ?
原因が落ち葉詰まりだけではない可能性があります。近くに落葉樹が多い、集水器にゴミが溜まりやすい、勾配が狂って流れが弱い、縦樋内部に閉塞がある、といった条件が重なると再発しやすくなります。掃除後の通水確認と、再発時に疑うポイントの説明がある業者だと安心です。
火災保険の対象になることはある?
雨樋の破損原因が台風や暴風雪などの風災・雪災に該当し、かつ契約内容が対応していれば対象になり得ます。日本損害保険協会も、住まいの保険で風災等が補償対象になり得ることを案内しています。
一方で、経年劣化や詰まりそのものの清掃は保険対象外になりやすいので、破損の有無と原因を切り分けたうえで、保険会社へ確認してください。
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まとめ
今回の記事では、雨樋掃除について詳しく解説しました。
記事の要約は以下のとおりです。
- 屋根業者なら原因対応まで解決できる
- 費用は高さ・範囲・足場で変わり、追加条件の明記が重要
- 現地調査・保険・報告などを比較して失敗を防ぐことが大切
雨樋掃除の依頼先は、掃除だけで済むか、補修まで必要か、そして高さや作業条件が厳しいかで決めるのが近道です。軽い詰まりなら対応先は広い一方、あふれや破損が絡むなら屋根修理業者や外装業者のほうが原因まで追いやすくなります。
見積もりでは、作業範囲と追加費用条件、損害保険、作業後の写真報告やアフターフォローまで確認し、急かして即決を迫る事業者は避ける判断が大切です。国民生活センターも点検商法の増加を注意喚起していますので、不安を煽る勧誘には慎重に対応してください。