東京都の中で狛江市に次いで2番目に面積が小さい国立市は、国分寺駅と立川駅の中間地点に作られた環境と景観が守られている文教地区です。人口は約7万6000人、総世帯数は約3万9000人となっており、街全体が落ち着いている雰囲気のエリアです。
今回の記事では、そんな文教地区の国立市に焦点を当てて、お得に屋根修理を行う方法について徹底解説します。これから屋根修理を行う方向けに、良心的な業者を選ぶポイントについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
国立市でお得に屋根修理する方法とは?
リフォームの中でも、屋根修理は比較的まとまった費用が必要になる工事です。そのため、なるべく費用を抑えて修理・リフォームしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、一般的な修理価格よりもお得に屋根修理を行うための方法について詳しく解説します。
複数の会社から相見積もりを取る
屋根修理の費用を抑えるために重要なポイントの一つ目は、複数の業者から相見積もりを取得するということです。
例えば、一つの修理業者から100万円の見積もりが提出されたとします。
しかし、この200万円という金額が本当に妥当な金額なのか?初心者の方には判断するのが非常に難しいといえます。
一方、複数の業者から相見積もりを取ることで、各業者が出してきた見積金額がどれくらい妥当なのかを判断することができます。
例えば、1社が200万円だったとしても、残りの2社が100万円と120万円だった場合、200万円の業者は適正価格でないと判断することができます。
これは複数社を比較するからこそできる方法なので、知識が少ない初心者の方には特に有効な方法といえるでしょう。
また、相見積もりにすることで業者間の競争原理も働くため、通常の価格よりも費用が抑えられる一面もあります。
修理の原因が自然災害や事故なら火災保険を活用する
屋根修理の費用を抑える方法の一つに、火災保険を活用するという方法が挙げられます。
火災保険では自然災害や事故によって突発的に起きた損害を補償してくれるため、保険を使えば工事費用の多くを火災保険でまかなうことができます。
例えば、火災保険に含まれている風災補償を活用すれば、台風や強風で屋根材が吹き飛ばされた場合の修理費用も補償されます。
ただし、火災保険はあくまで自然災害や事故によって発生する損害を補償するものです。
そのため、経年的な劣化による修理やグレードアップを目的にした修理については対象外になるので注意しましょう。
参考:スレート屋根の割れを火災保険で修理する際の完全ガイド!
国や自治体で行っている補助金・助成金制度を活用する
合理的に屋根修理の費用を節約する方法の一つに、補助金や助成金制度を活用するという方法があります。
リフォームで使える補助金制度には、大きく国が実施している制度と各自治体が行っている制度の二種類が存在します。
これらの補助金制度は要件を満たせば使えるケースもあるので、修理費用を節約したい方はお住まいの地域で活用できる制度がないかチェックしてみましょう。
参考:屋根修理で使える補助金・助成金とは?種類や事例を徹底解説!
国立市でおすすめの屋根修理業者とは?良心的な業者の選ぶポイント
東京都国立市を商圏とする屋根修理業者も非常に多いため、どの業者を選べば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。実はいくつかのポイントを抑えることで、良心的な屋根修理業者を選ぶことができます。
そこでここからは、工事品質や価格において良心的な屋根修理業者を選ぶためのポイントについて解説します。
参考:良心的な屋根修理業者の探し方とは?トラブル事例から学ぶ正しい選び方
許認可(建設業許可)を取得している業者かどうか
屋根修理業者を選ぶ際に重要なポイントは、許認可(建設業許可)を取得しているかどうかという点です。
建設業許可とは、建設業を営む際に取得しなければならない許認可制度で、これを取得するためには一定の要件をクリアする必要があります。
- 経営業務の管理責任者がいる
- 専任技術者を営業所ごとに配置している
- 請負契約に関して誠実性を有している
- 財産的基礎または金銭的信用を有している
- 欠格要件等に該当しない
これらの要件を全てクリアしなければ、建設業許可というのは取得することができません。
建設業許可は都道府県知事または大臣が許可するので、一定の審査を公的な機関がしてくれているということになります。
反対に、建設業許可を取得できていない業者というのは、上記の要件を満たせていないということになります。
建設業許可というのは、建設業を営むものであれば最低限取得するべき許可制度です。
そのため、許認可すら取得できていない業者は何かしらの要件を満たせていない可能性が非常に高いので、避けた方が無難といえるでしょう。
無理に契約を急がせてくる業者は避ける
良心的な屋根修理業者を選ぶ際の重要なポイントは、契約を無理に急がせてこないという点です。
契約を急がせている業者というのは、以下のような要因が考えられます。
- 営業ノルマの未達成
- キャッシュフローが回っていない
- 仕事量が薄い
契約を急がせてくる業者というのは、当然、何かしらの理由があります。
しかし、それらは基本的にポジティブな要因ではなく、ネガティブな要因であることが大半です。
一方、信頼性の高い業者というのは一定の仕事量を確保しているので、そもそも急いで契約をする必要がありません。
「契約を急がせる=(仕事量または金銭的)に余裕がない」という状態が多いので、良心的な屋根修理業者を選ぶためには契約を急がせてくる業者は避けましょう。
工事品質保証書の発行とアフターフォロー体制
良い業者さんを見つけるためには、工事品質保証書の発行とアフターフォローの体制が整っているかどうかをチェックしてみましょう。
工事品質保証書とは、施工不良などがあった際に業者側の負担で修理し直すことを保証するための書類です。
口約束では契約内容が履行されない可能性があるので、きちんと保証書が発行されるかどうかは確認してください。
また、アフターフォーローの体制が整っているかどうかも重要です。
屋根というのは普段目にする部位ではないので、フォロー体制が整っている会社で定期的に点検することが必要になります。
国立市民が屋根修理する際に使える補助金・助成金・各種制度
お得に屋根修理をする際には、補助金や助成金制度を活用するのがおすすめです。
ここからは、国で実施している制度と、国立市で行っている制度の一例を紹介します。
国で実施している制度
国が実施している補助金制度には、以下のような制度があります。
- こどもエコすまい支援事業
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業
- 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
こどもエコすまい支援事業や既存住宅における断熱リフォーム支援事業は、要件を満たす断熱材などを利用することで活用することができます。
また、長期優良住宅化リフォーム推進事業では、既存住宅の長寿命化や性能向上リフォームにも利用できます。
例えば、瓦屋根から軽量な屋根材へ葺き替えるような工事にも補助金が出る場合があります。
なお、国が実施している制度は年度別の予算や申込期限などが設けられているため、予算が消化する前に申し込みをする必要があります。
国立市で実施している補助金・助成金制度
国立市で実施している補助金・助成金制度には、以下のような制度があります。
- 木造住宅耐震改修助成事業
- 国立市住宅省エネルギー化補助事業
ここからは、各制度の概要について紹介します。
木造住宅耐震改修助成事業(国立市)
国立市内の旧耐震基準木造住宅を対象に、耐震診断や耐震補強工事の費用の一部を助成する制度です。
対象住宅と対象者
昭和56年5月31日以前に建築され、上述の耐震診断助成事業を受け改修の必要があると評価された木造住宅(店舗併用住宅の場合、居住部分が2分の1以上)で対象の住宅に居住しており、市税等の滞納がないこと
助成金の額
改修費用の3分の1の額で、80万円が限度額
国立市住宅省エネルギー化補助事業
この制度は、住宅の窓の断熱改修、または屋根・屋上を高反射率塗料もしくは遮熱塗料で塗装を行う市民の方に対して、これらの費用の一部を予算の範囲内で補助する制度です。これにより住宅の省エネルギー化を促進し、地球温暖化を防止することを目的としています。
補助対象工事について
- 窓の断熱改修
- 屋根・屋上の高日射反射率塗料又は遮熱塗料の塗装
補助上限額
窓の断熱改修:工事費用の20%
屋根・屋上の高日射反射率塗料又は遮熱塗料の塗装:塗料材料費全額又は補助対象面積×1,000円のどちらか少ない方の金額
東京都国立市で屋根修理を検討中の方はヤネットへ!
屋根は紫外線や雨風の影響を直接的に受ける部位なので、劣化の進行も早い傾向にあります。
しかし、劣化を長期間放置すると傷みが進行するため、雨漏りにつながってしまうこともあるので注意しましょう。
ヤネットでは、屋根修理の専門家による徹底した調査を行い、現状で最適なメンテナンス方法をご提案致します。
屋根修理業者選びにお困りの方は、気軽にヤネットまでご相談ください。
まとめ
今回の記事では、国立市で屋根修理する際のポイントについて詳しく解説しました。
記事の要約は以下のとおりです。
- 複数の会社から相見積もりを取る
- 修理の原因が自然災害や事故なら火災保険を活用する
- 国や自治体で行っている補助金・助成金制度を活用する
- 許認可(建設業許可)を取得している業者かどうか確認する
- 無理に契約を急がせてくる業者は避ける
- 工事品質保証書の発行とアフターフォロー体制をチェック
屋根修理は施工不良が雨漏りに直結してしまう部位のため、技術力のある業者に依頼することが重要です。
良心的な屋根修理業者に依頼して、最適な屋根のメンテナンスを行いましょう。