総務省の公表している資料「平成20年度 住宅・土地統計調査」によると、東京都日野市の住宅総数が87,720戸となっており、うち居住世帯の一戸建ては29,580戸となっています。日野市の戸建住宅は八王子市、昭島市に次いで 38.8%と多く、住宅のメンテナンス需要は比較的多いと言えるでしょう。

住宅の中でも雨漏りに直結してしまう屋根は、定期的なメンテナンスを実施しなければならない部位です。一方で、工事費用も比較的高額な部類のリフォームなので、なるべく予算を抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、東京都日野市に在住の方向けに「お得に屋根修理をする方法」を徹底解説します。

日野市でお得に屋根修理する方法とは?

日野市でお得に屋根修理する方法とは?

屋根修理を抑えるためには、大きく3つの方法があります。具体的には相見積もりと火災保険、それから補助金や助成金などの制度を活用すると言うことです。

ここからは、これら屋根修理の費用を抑えるため方法を特徴も踏まえて解説します。

相見積もりを実施する

屋根修理を検討している場合、最低3社以上から相見積もりを取ることで費用を抑えることができます。

相見積もりによるメリットは以下のとおりです。

  • 価格比較できるので高額な業者に騙されない
  • 提案内容を比較できる
  • 担当者の人柄も比較できる
  • 価格に競争力が生まれる

ひとつの業者にしか見積もりを依頼しない場合、価格は妥当なのか?工事内容はどうなのか?など、素人の方には判断が付かないでしょう。

一方で、最低3社から見積もりを取ることで価格比較ができるため、1社高額な業者がいても騙されることがなくなります。また、提案内容や担当者の人柄も比較できるのも大きなポイントといえるでしょう。

加えて先に相見積もりを実施している旨を業者サイドに伝えることで、見積価格にも競争力が生まれます。このように相見積もりは価格を抑える以外にもメリットが多い施策なので、高額な屋根修理を行う際には必ず実施しましょう。

火災保険を利用する

屋根の修理が必要になった原因が、台風など自然災害に起因するものなら火災保険を活用できる可能性があります。

火災保険の風災保証とは、台風や強風による影響で家屋が被災した際、その修理費用を補填してくれる仕組みになります。この制度を活用することで、屋根修理における費用の大半を火災保険でまかなうことができます。

ただし、火災保険はあくまで自然災害による被害でなければならず、経年的な劣化や施工不良による修理は補償対象外なので注意しましょう。

補助金・助成金を活用する

国や自治体が行っている補助制度を活用することで、屋根修理の費用を一部補うことができます。

これらの補助制度は主に省エネを目的にしたタイプや、耐震化を目的にした補助金などが実施されている傾向にあります。例えば、重い瓦屋根から軽量の金属屋根に葺き替える場合、耐震化リフォームの一環として補助金が活用できる可能性があります。

なお、これらの制度は年度内に予算消化された時点で終了するため、活用する際には予算がある内に申請しましょう。

日野市で屋根修理する際に良心的な業者の選ぶポイント

日野市で屋根修理する際に良心的な業者の選ぶポイント

ひとくちに屋根修理業者と言っても、さまざまなタイプの施工業者が存在します。品質の高い業者もいればそうでない業者もいるので、屋根工事における業者選定は慎重に行いましょう。

そこでここからは、日野市で屋根修理する際に良心的な業者の選ぶポイントを紹介します。

許認可のない業者は避ける

屋根修理業者を選ぶ際に注意するべきポイントは、建設業許可(許認可)を取得していない業者は避けるということです。

建設業許可とは、建設業で営業する際に必要な許認可のことを指します。500万円以下の工事を請ける際には必要ありませんが、建設業をする以上取得するのが常識になります。

また、この建設業許可を取得するためには、以下のような要件を満たさなければなりません。

  • 経営業務の管理責任者等の設置
  • 専任技術者の設置
  • 誠実性
  • 財産的基礎等
  • 欠格要件に該当しないもの

建設業許可を取得していない業者は、これらの要件を満たすことができていないことを意味します。数十万から数百万と非常に高額な工事に分類される屋根修理ですが、これらの要件すら満たせていない業者に任せるのは不安としか言いようがありません。

要するに、建設業許可というのは、業者選定をする上で非常に効果的なフィルターになるわけです。そのため、まずは許認可の有無を目安にして業者選定を行うことをおすすめします。

契約を急がせる業者は避ける

業者選定をする際に重要なポイントは、契約を急がせる業者は避けるということ。

契約を急がせる理由には、以下のようなケースが考えられます。

  • 売上重視のフルコミッション営業を行っている
  • 仕事が枯渇している
  • 経営難でキャッシュフローに困っている

当然、契約を急がせるにはそれなりの理由があるということです。これら本当の理由を正直に業者側が言うはずも無く、営業をかけてくる内は色々と別の理由を付けてくるでしょう。

しかし、良心的な業者というのは、仕事量も確保されており健全な経営状態の会社のことを指します。無理な仕事を受けることもせず、自社にできる工事を適正な価格で請け負っているので、無理に契約することはしません。

仕事に余裕の無い業者ほど契約を急がせる傾向にあるので、業者選定をする際にはこれらのポイントも重要視しして見極めましょう。

保証書が発行されるかどうか確認する

業者選定で重要になるポイントは、工事完了後に保証書が発行されるのか?という部分です。

工事保証書は、何かしらの施工不良があった際に業者側が補償するものなので、雨漏りに直結する部位である屋根工事は必須とも言えます。むしろ保証書を発行せずに口約束をした場合、対応してくれない場合に泣き寝入りする可能性があります。

自社の行う工事内容に自信がある業者なら、この工事保証書は必ず発行しています。そのため、保証書を発行しないという業者がいたなら避けた方が無難と言えるでしょう。

日野市民が屋根修理する際に使える補助金・助成金・各種制度

日野市民が屋根修理する際に使える補助金・助成金・各種制度

東京都日野市で屋根修理を行う際には、補助金・助成金などの制度を活用できるケースがあります。これらの制度を活用するとお得に屋根修理できる可能性があるので、まずは該当するかチェックしてみましょう。

ここでは、国や自治体で行っている補助金・助成金の制度について解説します。

日野市で実施している補助金・助成金制度

東京都日野市では、木造住宅の耐震補強工事や断熱改修工事を実施する際に経費の一部を補助しています。

木造住宅耐震改修工事助成

対象建築物

  • 市内に所有する木造住宅
  • 居住用一戸建住宅(建替えについては所有者が自ら居住する場合に限る)
  • 併用住宅の場合、床面積の2分の1以上を住宅として使用していること
  • 昭和56年5月31日以前に着工されたもの(賃貸住宅を含む)

対象工事

  • 耐震診断の上部構造評点が1.0未満である木造住宅を1.0以上にする耐震改修工事
  • 耐震診断の上部構造評点が1.0未満である木造住宅を除却し、建替えする工事

対象事業の金額

耐震改修工事の費用が10万円以上(消費税を含む)

助成額

耐震改修工事の費用の5分の4以内の額 上限80万円
但し市内業者が行う工事は 上限100万円

木造住宅断熱改修工事助成

対象建築物

  • 市内に所有する木造住宅
  • 居住用一戸建住宅
  • 併用住宅の場合、床面積の2分の1以上を住宅として使用していること
  • 築1年以上を経過したもの(賃貸住宅を含む)

対象工事

対象住宅内の1つ以上の室内に面している天井・床・壁・屋根裏(壁面等)の内部に断熱材等を充填し、その壁面等の断熱性能を向上させる工事(その他同等の断熱性能の向上となる工法も含む)で、次の要件に該当すること

  • 室内の壁面等のうち外気に接する壁(窓・扉を除く)の全ての断熱改修工事すること
  • 使用する断熱材が評価方法基準に規定する断熱材等性能等級4の性能を有するもの又はその壁面等が同等の性能を有すること

対象事業の金額

断熱改修工事の費用が10万円以上(消費税を含む)

助成額

断熱改修工事の費用の6分の1以内の額 上限20万円

注意事項

外壁塗装や屋根の葺き替え工事は対象ではないので、インシュレーションボードなどを活用した断熱改修工事が必要です。

国で実施している制度

日野市など自治体が実施している補助金制度以外にも、国で実施している制度がいくつか存在します。

例えば、国が実施している補助金には以下のようなものがあります。

  • こどもエコすまい支援事業
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業

こどもエコすまい支援事業では断熱改修工事における費用負担を行えるため、インシュレーションボードなどを活用したグレードアップ工事ができます。

また、長期優良住宅化リフォーム推進事業では、性能向上リフォームとして劣化対策が盛り込まれており、瓦の交換工事なども行うことができます。

ただし、これらの補助制度は人気なため、予算消化された時点で募集が終了します。そのため、利用する際には早めに申し込みをしましょう。

日野市で屋根修理するならヤネットへ!

日野市で屋根修理するならヤネットへ!

東京都日野市で屋根修理をご検討中の方は、屋根修理専門店のヤネットまでお気軽にご相談ください。

ヤネットでは既存屋根の劣化状況を無料で診断しているため、現状でどのような状況になっているのか?またどのような改修工事が必要になるのか?といった部分を分かりやすくご説明しています。

専門家による徹底調査を行いますので、屋根のどこが痛んでいるのか詳細を知りたいという方は、ぜひヤネットをご利用ください。

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まとめ

今回の記事では、日野市で屋根修理する際のポイントについて詳しく解説しました。

記事の要約は以下のとおりです。

  • 日野市で良い修理業者を探すなら相見積もりを実施する
  • 天災による影響は火災保険を活用するとお得
  • 補助金や助成金制度を活用するとお得
  • 許認可のない業者は避ける
  • 契約を急がせる業者は避ける
  • 保証書が発行されるかどうか確認する

屋根修理の工事メニューは部分的な修理から大規模な修理まで幅広く、適切な工事を実施しなければ雨漏りにも繋がる重要な工事です。

そのため、工事品質がよく良心的な価格設定を行っている良心的な業者を探しましょう。